19歳のときにクラシック音楽にめざめて以来、ほぼ毎日クラシックを聴いている作家百田尚樹が、ベートーヴェン「運命」、チャイコフスキー「白鳥の湖」などの不朽の名曲や、『永遠の0』『海賊とよばれた男』を執筆中に聴いていた曲など計26曲を紹介。クラシック初心者にとっては最高の入門書であり、ファンにとっては百田節にのせられて夢中になって読めるクラシックエッセイ集である。▼また、本書で紹介する「聴きどころ」だけを集めたCDを付録として添付。百田さんが「最高に贅沢な一枚」と断言する特別編集盤である。▼【本書で紹介する楽曲】◎モーツァルト「魔笛」――悲しみを突き抜けたような不思議な世界 ◎ヴァーグナー「ヴァルキューレ」――新手法「ライトモティーフ」の麻薬的な魅力 ◎ベートーヴェン「第5交響曲」――「文学は音楽に敵わない」と思わされる瞬間 ◎ブラームス「第1交響曲」――なぜ完成までに21年もかかったのか
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