カトリックとプロテスタントは、なぜ相容れないのか? 「宗教改革」を洞察し、宗派対立の歴史を掘り起す幻の名著、復刊! 著者の愛読者が「最も読み直したい」と望んだ一冊。
ドイツ留学で著者は、かの国の宗派対立の強さを実感する。カトリックとプロテスタント(ドイツではエヴァンゲリッシュ)は、なぜ相容れないのか? 「宗教改革」とはいったい何だったのか? 神と人間との関係性はここまで違うのか? カトリックはいかに誤解されてきたのか? 宗派対立の血生臭い歴史を掘り起し、日本人がほとんど認識せず、西洋人がタブー視する社会の「お約束」を明らかにする。幻の名著、復刊! 著者の愛読者が「最も読み見直したい」と望んだ一冊。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 本書は、ドイツの「キリスト教社会」の奥深くに入り込んで体験した 興味深い出来事の数々と、そこから導き出された考察が書かれた社会論であり、 歴史論であり、宗教論である。 「西洋全体を理解するうえでキリスト教を正しく理解することがいかに大切か」を 悟った経緯が克明に描かれている。
「まえがきに代えて」渡部玄一(渡部昇一長男・チェリスト)より抜粋 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
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