文系軽視の時代に、職業として研究を志す人のために
「キャリアプランを立てにくい」「進むと破滅」とも言われる文系大学院。それでも好きなことを研究し、それを生業とするために、いつ、何をすればよいのか。文系分野の大学院生・若手研究者の抱く、素朴な疑問に丁寧に答えます。迷ってもつまずいても、一歩ずつ、「研究する人生」を前に進めるための必読書。
<目次> はじめに 研究者すごろく
序章 研究への道 0.1 研究は恋 0.2 研究者の一生 0.3 本書の対象者
第1章 決める(決断) 1.1 受験生の決断 1.2 大学院進学の準備 1.3 大学院進学後の考え方
第2章 考える(思考) 2.1 研究の基本 2.2 研究テーマの探索 2.3 研究課題の設定 2.4 考えるコツ
第3章 読む(文献) 3.1 文献を読む 3.2 文献データベースを調べる 3.3 引用の作法
第4章 調べる(調査) 4.1 調査とは何か 4.2 質的調査 4.3 量的調査 4.4 調査の実際 4.5 既存のデータの収集
第5章 話す(発表) 5.1 ゼミ発表 5.2 学会発表 5.3 面接
第6章 書く(執筆) 6.1 修士論文の執筆 6.2 学術論文の構成別執筆法 6.3 学術雑誌への投稿 6.4 投稿論文のチェック項目 6.5 査読者とのやりとり 6.6 博士論文の執筆
第7章 つながる(関係) 7.1 学内でつながる 7.2 学会でつながる 7.3 社会とつながる 7.4 デジタルでつながる
第8章 生きる(生活) 8.1 研究の中断 8.2 経済的な問題とキャリア 8.3 専任研究者として生きる
おわりに 参考文献 索引
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