5万人の2年間のデータ分析でわかった「ストレスチェック」のズレとスキマを埋めるのは、日々の時間ごとの呼吸法でした。 メンタルヘルスを保つために、各企業で導入されている社員の「ストレスチェック」ですが、 実際には不調の初期サインが見落とされることが少なくありません。 というのも、社員ひとりひとりの「環境の変化」「行動の変化」による影響がすくい取れていなかったからです。
そこで、日本の会社員約5万人に対して、根来先生が新たな調査法を開発の上、分析した結果、 今のリモート生活の最大のリスクは、「社会的時差ボケ」であることがわかりました。
その知見をもとに、複数の企業とワーケーションも実施。ストレス改善のビフォアー・アフターを自律神経などの変化から読み解き、 心と体の両方をほぐすメソッドとしてまとめたのが本書です。
ポイントは、ストレスには「耐える力」より「回復力」の強化ということ。 体を整える主軸となる、最適タイミングでの「8種の呼吸法」と、切り替えのスイッチとなる「行動のヒント」を101種、網羅。
リモート時代に肝心なのは、「何をやるかより、いつやればいいのか」。 人体の24時間遺伝子に見合った、生体リズムを整え、ストレスをリセットする行動のヒント集です。
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