
「今、忙しいんじゃないかな」と、会話に慎重になってしまう 「なんて言えばいいんだろう」と、言葉が出てこない 「どう思われるだろう?」と、人からの評価が心配 こうした理由で「自己主張をする」ことを避けてはいませんか?
自己主張というと、わがままと勘違いされがちですが、そうではありません。自己主張は、自分の気持ちや意見を相手に伝えることです。 自分の考えや気持ちを相手に伝えなければ、コミュニケーションは成立しません。「自分はこう考えている」と伝えてはじめて、「相手はどう思っているのか」を知ることができ、お互いを理解し合えるようになるのです。
人と上手にコミュニケーションが取れる大人になるためにも、10代から会話の頻度を高め、自己主張の訓練をしておくことはとても大切です。 たくさんのトライ&エラーを繰り返しておけば、それは必ず大人になったときの糧となり、人生をより豊かで幸せなものにしてくれます。
本書では、学校生活や家庭でよくある48のシーンをもとに、言いがちな言葉を切りかえて「好かれる自己主張」を身につける方法を解説します。あわせて、自分の心の声をしっかり聞くことの大切さもお伝えします。
10代のみなさんはもちろん、中高生のお子さんを持つご家族、学校の先生、かつて10代だった社会人まで、幅広い方々に読んでいただきたい一冊です。
【目 次】 はじめに 第1章会話のキャッチボール 第2章返事・返答 第3章注意する・促す・お願いする 第4章意見を言う 第5章ほめる・励ます・気をつかう 第6章心の言葉 おわりに
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