最もよくリサーチされたジャズ・スタンダード解説書。音楽史家でピアニストによる絶好のレパートリーの手引き。ディスコグラフィ付。
「解釈と曲、どちらがベストか? いずれにしても、ジャズとスタンダードは愛にみちた抱擁で分かちがたく結びついている。綿密なリサーチにもとづいた1冊。」 ――ソニー・ロリンズ
「『ジャズ・スタンダード』を1項目でも読みはじめてみれば、いつのまにか1、2時間は経ってしまうだろう。人生で長く親しんできた古い曲についての、魅力的で新鮮なさまざまのことに夢中になっているうちに時が過ぎるのだ。」 ――デイヴ・ブルーベック
「私が掘り下げてみたかったのは、名曲の数々がどのようにミュージシャンを触発してきたかということ――しばしば作曲者の意図とはまったく異なるものを生み出すパースベクティヴだった。ジャズという芸術様式を形づくる礎として、即興演奏の足がかりとして、創造的な新しい解釈の源として、それらの曲へと導いてくれるガイドブックを求めていたのだ。本書はそうした調査の結果として執筆したものである。」 (「はじめに」より)
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