幻想文学史上、不動の名作を一望するアンソロジー、全六巻刊行開始!
海外幻想文学紹介の礎を築いた紀田順一郎・荒俣宏両氏の監修のもと、新生『幻想と怪奇』の企画・編集者が編纂。不朽の古典から二十世紀半ばの準古典まで、名作を新訳で収録し、本邦初訳作を加えテーマ別でおくる。 本巻では「怪物」をテーマに、人間と非・人間の境界に潜むものたちの怪異と恐怖を描いた十編を厳選。 【収録作品】シェリー「変化{へんげ}」/エルクマン―シャトリアン「狼ヒューグ」(本邦初訳)/ビアス「怪物」/ホジスン「夜の声」/ラヴクラフト「壁の中の鼠」/ベンスン「“かくてさえずる鳥はなく”」/リーイ「アムンセンのテント」/ホワイトヘッド「黒いけだもの」/コリア「みどりの想い」/ウェルマン「ヤンドロの小屋」/解説=武田悠一 (第一期・第一回配本/第二回配本『吸血鬼』は22年11月予定)
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