
すっきり暮らすためにものをただ捨てればいいわけでも、ものを減らせば気持ちよく過ごせるわけでもありません。大事なことは、何を捨てるかより、どう生かすか――。どんな基準でものを選び、どこに置いてどのようにに使うか。どう見直し、どのように手放すか。ものを捨てることからではなく、今あるものを生かすことから、おだやかな暮らしが始まります。だから、ものが多くても、少なくてもOK。自分にとっての「適正量」がわかれば、もっとラクに、自由に、心地よく暮らすことができます。この本には、今あるものを生かして、ものとうまくつきあい、ゆったり暮らす12の家族が登場します。それぞれの暮らしと習慣や工夫を、3つの「心がけ」とともにまとめました。また、コラムでは「お気に入りのごみ箱」「食料品・日用品のストック収納」「長く使うための工夫」「ものの手放しかた」「ずっと大切にしているもの」のテーマで紹介します。
|