通関士試験ではさまざまな形式の問題が出題されますが、その中でも選択式問題、とくに「語群選択式問題」は配点が他の出題形式よりも高く、得点源になりやすいと同時に落としたくない設問群です。確実に正解とするためには、出題形式への慣れと同時に、出題テーマへの確かな理解も求められます。本書は、この2つのポイントを押さえ、選択式問題でしっかり得点できるようになる受験対策本です。
出題範囲の各テーマについて、まずはこれまでの過去問をもとにした例題を提示。その解法指針について図解を交えながら解説し、続けて空欄穴埋め問題を演習として解くことで、テーマへの理解を深められる構成となっています。
巻末には令和4年度に実際に出題された「語群選択式問題」を収録。また、第1回試験からのテーマごとの出題実績を掲載しつつ、各テーマにはそれに合わせた重要度を提示して学習の優先度を示しました。移動や空き時間でのちょっとした学習や、万全の試験対策を行いたい受験者にとって欠かせない1冊です。
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