2023年9月・2024年3月に予定される資格試験合格を目指す人への必読書!
『スマートマスター』は、スマートハウスのプロフェッショナルとして、家の構造・性能に関する知識、家電製品から住宅設備、さらにはエネルギーマネジメントまで、それらに関する技術や商品の動向を理解し、様々な製品やサービスを組み合わせる横断的な知識をもって、消費者個々のニーズに合ったスマートハウスの構築を支援する資格です。 IoT・AI・ビッグデータ・ロボットなどの普及に伴い、消費者のライフスタイルは大きく変わっていくことが予想されます。 今後普及が進んでいくことが期待されているスマートハウスは、これらの技術を駆使することにより、住宅メーカーはもとより、電力・ガスなどのエネルギー供給業者、電機メーカー、住宅設備事業者、通信事業者など様々な事業者が、それぞれの技術や製品、サービスを提供していき、家庭におけるエネルギー消費効率を高めると共に、その家に暮らす人々の利便性・快適性・安全性などを向上させていきます。 昨今、「2050年温室効果ガス排出ゼロ(カーボンニュートラル宣言)」に向けた取り組みが、社会全体で求められています。デジタル技術を活用し、電力を需給に応じて効率的に送るスマートグリッド(次世代送電網)の構築、蓄電池の製造拡大、省エネ住宅などで、脱炭素や省エネへの取り組むことがこれまで以上に重要視されています。さらに、新型コロナウイルス関連では、対策を前提とした住宅の変化(換気の確保、玄関口への洗面所の設置、テレワーク部屋の常設、オンライン環境の整備、タッチレス水栓の普及など)に対応することが求められています。 スマートマスター資格は、進化するスマートハウスの設営に向けて、ゼロエネルギーハウスの構築や安全・安心・快適な”住まい”と”暮らし”を実現するために必要な知識を問うものです。 2023年9月、2024年3月に行われるスマートマスター資格試験では、「スマートハウスの基礎」と「スマートハウスを支える機器・技術の基礎」の2科目の試験が行われます。本書では、2つの問題集(各15 問)に区分し、それぞれ30 問を収載、主催者が各問題の解答ポイントを分かりやすく解説します。
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