4系統ごとに1〜12月の栽培のポイント・作業をくわしく紹介。原種まで幅広く収載。
デンドロビウムは、アジア、オセアニアに分布し、樹木に着生する植物である。その生育環境を踏まえた上で、一般家庭で栽培するコツを平易に解説。品種紹介では、新しい品種の紹介とともに根強いファンのいる定番のもの、原種や下垂タイプも取り上げる。きれいに咲かせる最大のコツは植え替えと中級者でも誤解している水やり、そのコツをわかりやすく紹介。毎月の作業は、ノビル系、キンギアナム系、下垂タイプ、カリスタ系の4系統ごとにそれぞれポイントをくわしく解説。原種から最新品種まで多数掲載。ラン研究者遊川知久のコラムも収載。ニーズの高い増やし方については、効率のよいバルブ伏せを紹介する。
目次 1.デンドロビウムの特徴、原種の生育環境など基本的な性質や特徴を解説 2.育ててみたいデンドロビウム ノビル系、キンギアナム系、下垂タイプ、カリスタ系の4タイプをメーンに、原種、最新品種まで含め50種程度紹介 3.12か月栽培ナビ 毎月の管理・作業を1〜12月で紹介。4タイプごとのポイント、季節の作業も紹介する。[主な内容]1月、蕾の管理・支柱立て/2月〜5月 開花株の管理/4月 植え替え・株分け/5月 高芽取り/6月〜9月 遮光 11月 室内に取り込む /12月 室内での温度の管理 4.植え替え、株分け 読者のニーズに応え植え替えもバークチップ、水苔ごとに紹介。増やし方も株分け、高芽の植え替え、バルブ伏せなど。 コラム:デンドロビウムの花はなぜ長く香るのか(湯川知久/国立科学博物館)
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