砂漠の真ん中の村にあるサンの家では、ハミウリという果物を作っています。サンが、初めてお父さんと一緒に、ハミウリを売りに町の市場に行った日、びっくりするような出来事に出会います。作者自身の砂漠の旅での体験が、少年の目を通して語られ、厳しい自然環境の中でたくましく生きていく人びとの姿が、力強い木版画で描かれます。
白黒の木版画がとても力強くて印象に残ります。
初めてのハミウリ売りのお手伝いです。
サンの目を通して市場での品物を売る厳しさ、生活する厳しさがわかり
ます。役人のおばあさんに対する態度おばあさんの態度が最後まで気に
なってました。
向日葵の種を必死で守ろうとしたおばあさんのことがサンも気になって
いたと思います。サンが植えた向日葵の種が、しっかりと大地に根付い
て大輪の花を咲かせた向日葵は、太陽のように輝いています。
向日葵は真夏の太陽のような眩しい輝きを持った花でとても迫力があり
力強さに勇気と感動をもらいました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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