免疫力アップや冷え性の改善、血行を良くする、肌の若さを保つ、疲労回復、さらにがん予防効果も期待できるいいことたくさんのにんにく。 そんなにんにくの「からだへの効きめ」を詳しく解説、またにんにくと相性の良い素材を使ったおいしいレシピも紹介しています。 料理制作は管理栄養士で日本大学非常勤講師もされている松村眞由子先生。にんにくの利いたおいしいレシピを50種以上つくっていただきました。 監修者はNHKをはじめ多数のTV番組などに出演されている永山久夫先生。 御年90歳を迎えられますが、ますます元気で活躍されています。本書では先生の健康の秘訣である直伝の「にんにくの味噌漬け」「不老スープ」などのにんにくレシピも掲載しました。 「まいにちにんにく」で「まいにち健康」、まいにち元気」に! 日本をはじめ、世界各国に伝わる古くからの薬効、さらににんにくを研究されている方々の最新データを拝見すると、これほど多角的な健康効果を持った食べ物も珍しいのではないかと思います。 大昔から私たちの先祖も、にんにくを活用してきました。「古事記」には日本武尊が食べかけのにんにくを山の悪霊に投げつけて退治したとあります。また戦国時代では、豊臣秀吉は激戦になると生にんにくをカリカリとかじりながら戦ったそうです。 健康で元気な生活を送るためには食べ物が重要。ウイルスなどに負けないからだをつくり、免疫力を強くする時代、こんな時代にぜひ取り入れたい食材が「にんにく」なのです。 そんなにんにくの薬効やおいしさを存分味わえるすばらしいレシピを、料理研究家の松村眞由子先生につくっていただきました。私も自分自身で長年食している「玄米クコお粥」「不老スープ」「にんにくみそ漬け」「にんにく漬け4種」を紹介させていただきました。 本書でにんにくのパワーをからだに取り入れ、健康で元気な生活を送っていただければ幸いです。 監修者 永山久夫(本書「はじめに」より)
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