子どもでも、主権者として政治参加できる!
「子どもの権利条約」をふまえた「こども基本法」がようやく施行されました(2023年4月)。虐待・いじめ・不登校・自殺の増加、貧困やヤングケアラー問題など、子どもたちをとりまく環境が悪化しています。子どもたちも、おとなと同じ主権者として意見表明権や参政権があることを説き、実際に政治参加する方法を紹介します。
第1章 子どもの声が社会を動かしつつある
子どもをとりまく環境が悪化している/若い世代から出る不満/子どもや若者が声をあげはじめた/SNSを活用して意見を表明する/[みんなの政治コラム]SNSを使って、人種差別に立ち向かう
第2章 子どもには意見を表明する権利がある
子どもにも大人と同じ権利がある/子どもだからもつ権利もある/子どもの権利を守る新しい法律/[みんなの政治コラム]子ども条例ってなに?
第3章 政治のしくみ
社会のなかで生きるということ/憲法にもとづく日本の政治/民主主義でのものごとの決められ方/社会のルール(法律や条例)のつくられ方/[みんなの政治コラム]子ども議会ってなに?
第4章 子どもの政治参加
日本の子どもは学校づくりに参画できている?/子どもには学校の自治に参画する権利がある/学校の自治に参画する/自治体にはたらきかける/社会にはたらきかける/未来の有権者のための模擬選挙/政治はよりよい未来のために
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