地震への備えは「モシモ」ではなく「イツモ」。阪神・淡路大震災の経験を経て生まれた、新しい防災の知恵と工夫。
世界有数の地震国・日本に暮らす限り、わたしたちは常に地震とつきあいながら生きていかなければなりません。わたしたちは、防災とどのように向き合うべきなのか。本当の防災とはどういうことなのか。その解決の糸口となるのが、「イツモ」という言葉です。「モシモ」型の防災ではなく、「イツモ」型の防災。防災を生活の一部としてとらえ、特別なことをするのではなく、イツモの生活のなかで地震に備えていたい。本書は、阪神・淡路大震災の被災者167名の方たちの体験と知恵を集め、それらが一人でも多くの方たちに役立つようにと願いながらつくられました。人気アートディレクター寄藤文平さんのたくさんのイラストとともに紹介する、新しいかたちの防災マニュアル。基本備品一覧や緊急時の大判ハンカチ活用法なども収録しています。
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