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はじめて動物園の外に出たひょうの1日。 動物園のおりの中で1日じゅうぼんやりしていたひょうのぼんやりが、生まれてはじめてお休みをもらいました。ところが、せっかくの休日にやったことといったら!
絵本から童話本への移行期に読ませたい作品です。
動物園の豹の「ぼんやり」が、お休みをもらって、おともだちづくりに。
人にあうと「ぼんやり」は、お会いできて嬉しいですと挨拶をするのに、豹にお会いできて嬉しい人は、一人もいません。
ところが、買い物袋を載せた乳母車を押しているおばあさんに挨拶をしたら、…。
「まあ、なんて ちょうど いいんでしょう。」の台詞が出てくるたびに笑ってしまいます。
「ぼんやり」とおばあさんとのやりとりが、なんか楽しい。
お休みを知っている私たちなら、請け負わない事を「ぼんやり」は一日中…。
おばあさんの家で、シッポのはたきを掛ける挿絵に大笑い。
桜の木の上の、ティータイムにウワァ〜でした。
なんと挿絵がいせ先生なんですよ。
絶版ですか〜、残念だな〜。
図書館で見つけて開いてみてください。
楽しくほのぼのな作品です。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)
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