『シートン動物記』の作者として知られるアーネスト・トンプソン・シートンは、19世紀のイギリスで生まれました。一家でカナダに移住し、開拓生活を送ったシートンは、大自然にふれ野生動物たちと出会います。その経験を活かし、トロントやロンドン、パリで絵画や博物学を学びました。アメリカに渡って動物たちの物語を書き、1898年に名作『ロボ カランポ―の王(オオカミ王ロボ)』を含む初の単行本『私が知っている野生動物』が出版されると、大ベストセラーとなりました。さらにシートンは、ボーイスカウト活動の基礎を築き、環境保護運動にも力を尽くしたのです。野生動物を愛し自然を尊んだシートンの生涯を、わかりやすい漫画と記事で紹介します。
シートンといえば、鋭い観察眼で描かれている「動物記」。
身近にいる動物だけでなく、オオカミやクマなど、獰猛な動物まで、臨場感あふれるストーリーに魅了されます。
そんな本を書いたシートンとは一体どんな人物だったのかが分かります。
心優しいだけでなく、自分が書きたいことを追求していく様子に引き込まれていきます。 (hime59153さん 50代・ママ 男の子13歳)
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