戦争を欲したのは、スターリン、チャーチル、ルーズベルト。ヒトラーはマルクス主義勢力に挑んでいた! 親・英国でチェンバレン首相と近く、「英仏独伊」の結束で、ソ連+米国に対峙しようとしたヒトラー。反独国家・ポーランドにも融和的で、「中欧の大国」の復活を目指していた政治家が、なぜ世界規模の大戦に嵌まったのか? 英語だけでなく、ドイツ語、ロシア語で書かれた最新の歴史研究を元に、勝者が押しつけた“第二次大戦史観”を覆し、“英独”分断の策謀を描く力作。ソ連とアメリカの都合の良いように描かれた第二次世界大戦のウソを読み解く挑戦の書。
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