「しくみ」を偏愛する人、セオドア・グレイの今回のテーマは、エネルギーを動力に変換する「エンジン」。著者みずから透明なスケルトン・モデルを考案し、蒸気機関車や自動車やモーターがなぜ動くのかを解説します。前作『世界で一番美しい「もの」のしくみ図鑑』で、産業革命以前に発明された手工業的な根本技術(鍵、時計、はかり、布づくりなど)に情熱を傾けた著者は、今度は蒸気機関、内燃機関、モーターという、産業革命以降の大発明を取り上げて機械への愛を爆発させます。ベストセラー『世界で一番美しい元素図鑑』の著者の最新作です。
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