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
圧倒的な迫力、衝撃の展開 NO.6シリーズ、クライマックスへ!
決して開くはずのない矯正施設の扉がついに開かれた。目指すは、沙布が囚われている最上階!紫苑とネズミは、センサーをかいくぐり最奥部へと突き進む。壮絶な闘いの末に、2人が目にしたものは――。
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No.6でどんどん異端、異物を排除したせいで、ちょっとした匂いやちょっとした変化を受け入れられなくなってしまっている姿を見ると、「雑種」の西ブロックの人が強くてとても素敵に思えます。
紫苑のために、イヌカシや力河までが強制施設に潜入しますが、月薬が死に、心痛、、、。これを読んだ人は自由の大切さを実感できると思うんです。
最後は何かに招かれるように紫苑とネズミが内部に入れますが、そこにいた沙布に何か違和感があります。どんな姿になったかと思っていたのですが、、、。
安全で清潔で食べ物のある不自由と、危険で不潔でも食べ物にも困り病院も少ない自由。自分がどちらかを選ばないといけないならどちらにするだろう?と考えてしまいました。一人なら、自由。でも家族がいたら不自由を我慢するだろうか。でも不自由を少しずつ我慢すると、続いている未来は完全に統制された恐怖政治では、、、?現実についてもずいぶん考えてしまいました。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子4歳)
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