ゆきうさぎのピートくんは、ともだちのねずみさん、こぎつねさん、こぐまくんと一緒に、森の奥に住んでいます。明日はクリスマスという雪の朝のこと、ピートくんは素敵なことを思いつきました。
「クリスマスげきじょうを ひらこうよ!」
森中の仲間たちを集めて、みんなに見てもらいたいと考えたピートくん。早速準備に取り掛かります。みんなで舞台を作っていると、「詩を作ってみたい」「ダンスをしたい」「てじなをしたい」と次々アイディアが出てくる友だちたち。ピートくんはそれぞれにアドバイスをし、準備を手伝ってあげました。
ところが、「さあ、あとはぼくが舞台で何をしたらいいか考えるだけだ」とピートくんが思った途端、なんと開園時間になってしまって……。
世界中で翻訳されている大人気絵本「クリスマスのちいさなおはなし」シリーズ待望の最新作。全ページにキラキラの箔押しがほどこされ、ページをめくるたびにワクワクしたうれしい気持ちになります。今回は素敵な友情にほっと心が温かくなる優しいおはなし。きっとピートくんたちと一緒に「クリスマス おめでとう、みなさん!」と叫びたくなることでしょう。
(出合聡美 絵本ナビライター)
世界中で翻訳され愛される、「クリスマスのちいさなおはなし」シリーズ 全ページキラキラの銀箔が入った 豪華なクリスマス絵本で、プレゼントに最適!
ゆきうさぎのピートくんは、明日はクリスマスという朝、素敵なことを思いつきました。 クリスマス劇場を開いて森のみんなを集めよう、というのです。 開演に向けた準備で大忙しの中、友だちの出し物を一緒に考え手伝っていたら、 なんと開演時間になってしまい……。素敵な友情に心弾むお話です。
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