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末っ子のダビデは羊飼い。兄さんたちを訪ねて戦場に行くと、ぺリシテの巨人ゴリアトがおおいばり。怒ったダビデが小石を手にゴリアトにたたかいをいどみます。ダビデ王の物語の始まり。
ミケランジェロの「ダビデ像」で有名な、ダビデ王のお話。
ダビデ王が8人兄弟の末っ子だったことや、
ひつじかいだったこと、
琴の名手だったこと、この絵本で始めて知った息子でした。
ダビデがゴリアトを倒した話が大好きな息子は、
ダビデの放った石ころがゴリアトの額にあたって、
それでゴリアトが死んでしまった、という絵本の内容に
ちょっと不服そう。
ほんとは、石があたってゴリアトが倒れたから、
ダビデがゴリアトの剣をひきぬいて、
クビをとったんじゃなかったっけ?
との、息子からの指摘。
息子のダビデ物語への理解力に脱帽でした。
ダビデがサウル王の娘、ミカルと結婚したこと、
後にサウル王からうとまれて追い掛け回されたときは、
ミカルと、サウル王の子供であり、ダビデのよき共となったヨナタンが
ダビデを助けたこと等も、巻末に解説があり、
息子のダビデへの理解がより深まった一冊でした。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子7歳、女の子2歳)
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