
『風と共に去りぬ』やアガサ・クリスティー『春にして君を離れ』 はたまた、『ながいかみのラプンツェル』から『枕草子』、谷川俊太郎の詩まで 図書館の本が、謎と心のしこりを解きほぐす! 名探偵ばりの司書が、悩める利用者にそっと寄り添います。 図書館開設準備の舞台裏、曾祖母の残した謎の文箱、 失踪したブックカフェの猫・・・・・・ 元司書の著者ならではの、ほんわか図書館ミステリ
れんげ野原の中にある秋葉図書館には名探偵ばりの司書がいる。曾祖母の残した開かずの文箱、失踪したブックカフェの猫、図書館開設準備中に発覚した旧家の秘密……。そんな謎を抱える利用者を、誰もが知る古典や名作や、知る人ぞ知る本をそっと差し出して、解決までやさしく導きます。 「どこにいたの?」をテーマに描く、六篇の謎。ほんわか図書館ミステリのちょっぴり番外編。
■目次 「良夜(りょうや)」 「事始(ことはじめ)」 「聖樹(せいじゅ)」 「春嵐(はるあらし)」 「星合(ほしあい)」 「人日(じんじつ)」
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