かけっこしながら ゆかいな妖術 かけて かわして かけくらべ
べんてんクモのじょうは『あやとりのじゅつ』で、 ガマのあぶらだゆうは得意のジャンプ『かえるとびのじゅつ』で、 すみぞめさくらこは、かんざしをひと振り『さくらばし』で、谷を飛び越えていきます。 そこで、いぬまるポチぶくろの繰り出した術は 「うぉうぉ?ん、うぉん!、 妖術『いぬこだま』!」
ラストスパートは妖術「いぬふうしゃ」で、かけあがれ!
個性的な妖術を繰り出しながら競い合う、妖術学校の四人の駆け引きが愉快なレースです。 優勝賞品はゴールの天狗山の“だいてんぐ”の空飛ぶうちわ。 古風なテーマが得意な藤川智子の細部まで描き込んだ美しい絵と世界観が楽しめます。
月刊保育絵本「てんぐやまの かけくらべ」をタイトルを変更し書籍化しました。
妖術学校でのかけっこ?やまのぼり?が描かれています。妖術学校なので、自分の術をうまくつかって困難な山道もどんどん進んでいきます。お話に登場してくるキャラクターの他にも絵で描かれているだけのキャラクターもいて、その姿も楽しみながら読みました。 (ままmamaママさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子7歳、男の子5歳、女の子2歳)
|