普遍的な魅力で見る人の心を掴む美しい背景画や、 スチームパンク、ハードSFのファンにも響くメカニカルな設定画、 さらにはトレンドをおさえた瑞々しいキャラクター造形など、 多岐にわたる活動を展開しているよー清水。 最も重要なのは、自身の作家論や影響を受けた作家たちへの リスペクトを語ることではなく、 クライアントを喜ばせることや鑑賞者を楽しませること。 圧倒的な表現力と技術を持っていながら「作家性」を語るのは苦手。 クライアントやユーザーの「期待以上」に応えることが最優先で、 仕事によって躊躇なく表現を変更し、 それぞれの仕事で最大限の価値を提供する。 それが仕事のスタイルだ。 本特集では、よー清水の学生時代に描いた水彩画から 現在の多岐にわたるアートワークまでをまとめて紹介。 また、あらゆる角度から思考を追求した 永久保存版の内容にて展開。 現在進行形のよー清水を追いかけることで イラストレーションの可能性を追求してみた。
■よー清水 コンセプトアーティスト、デザイナー、イラストレーター。学生時代からフリーランスでゲーム、アニメを中心にコンセプトアーティストとして活躍。主な参加作品は『FINAL FANTASY VII REMAKE』(スクウェア・エニックス)、『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』(創通・サンライズ)、『ヒプノシスマイク』(キングレコード)、『甲鉄城のカバネリ 海門決戦』(WIT STUDIO)など。近年ではグッズイラストや広告、漫画、技法書、クリエイティブソフトの開発協力など、あらゆるメディアへ活動の場を広げている。
■目次 領域をまたぐ、よー清水の活動 多様化する「絵の仕事」を徹底解説! 特集: 「よー清水の仕事」
・よー清水 アートワーク ・イラストノート表紙メイキング ・ロングインタビュー ・駆け出しイラストレーター必見! イラストレーターとして成功するための13の視点 ・アトリエ紹介 ・夏の美術学校特集2022 ・Special Edition クリエイターズ・バリュー イラストレーター48人の仕事 ・「イラストレーションで仕掛ける」cosmos 内田喜基 ************************************
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