春にうまれたキツネとウサギは、まだ雪をみたことがありません。 「雪って なあに?」 ふたりは森のなかまたちにたずねていきます。 「雪っていうのはね」 動物たちからもらった手がかりで雪をみつけられるのでしょうか。
春にうまれたキツネとウサギ。雪をみたことがなく、どんなものか聞いてまわります。その様子が愛らしくて、ほっこり。また、2人にからめた答えをする動物たちの例えがまた素敵。さらに、やわらかくて、あたたかみのある絵がなんとも魅力的。自然の美しさも伝わってきました。今の時期にぴったりの絵本です。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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