気がつけばいつもそこにある、京都の街と100年あまり歩んできた「顔」。 あのヒゲの看板が教えてくれた、モダン都市・京都の忘れられた物語!
京都の街角に残る、「ヒゲの紳士」が描かれた「仁丹」の町名看板。この看板は京都市内でかつて1,000枚以上が確認されていたが、今や550枚にまで落ち込み、絶滅の危機に立たされている。 「仁丹」の謎に包まれた来歴を解き明かすとともに、この迷宮の奥にある時空散歩を楽しむ!
【本書で解き明かされる「謎」】 〇京都だけに大量にある理由は? 〇「下京区」表記が東山区の祇園になぜ? 〇長く風雨にさらされながらいまだにキレイなのはなぜ? 〇誤表記と思いきや街が動いていた?
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