長崎くんち考 大田由紀
2023年10月、増刷! 踊町の仕組み・現状と歴史 豊富な資料と経験を駆使して分析した 意欲的な研究書。 長崎人のこころを揺さぶる「諏訪神社 秋の大祭」の本質はなにか。 くんちを語るときの総合的な参考書 <主な内容> ○7年サイクルで巡ってくる踊町と年番町の仕組み ○傘鉾、しゃぎりは周辺の旧農村地域が伝統を継承 ○本踊の出演者は「結納」を交わして町内の人になる ○江戸時代初期にキリシタン対策として始まった ○時代の風潮を反映した出し物は「風流」(ふりゅう)といわれる ○神事か観光か、存続の危機を左右する資金の問題
|