庫大好評ファンタジーの児童文庫
累計430万部を超えたファンタジーをいよいよ廉価本化し、小学館も児童読み物の文庫シリーズを始めます。親友の命を救うために半バンパイアになった少年の大長編物語です。
小さいときは本大好きだった息子が、中学生になって、すっかり本離れしてしまいました。そこで、息子が夢中になって読めそうな本をネットで探したしたところ、この「ダレン・シャン」を見つけました。
全13巻とのことで、試しに1巻だけ先に買って息子の反応をみるか、それとも、全巻取り揃えておくべきか、悩みました。
いきなり13巻買っても、全然読んでくれなかったらどうしよう…。
1巻だけ買って、次の本はないの?早く買って!とせがまれたら、どうしよう…。
後者だったら、うれしい悲鳴です。
賭けで、全巻セットを買ってみました。
すると、最初は「ふーん」と興味なさそうな反応。でも何日後かにひとたび読み出したら止まらない様子。
賭けには勝った…と心の中で静かにガッツポーズ!
夜遅くまで読んでいても、本に夢中になっていること自体うれしく、あえて注意はしない。息子を夢中にさせてくれたこの本、ありがとう、と思いました。
私も息子の後にドキドキハラハラしながら読みました。
バンパイアや毒グモやがでてきたり、奇妙な物語だけど、男の子は好きだと思います。
ところどころに、友情や家族愛が描かれています。
1巻最後のほう、主人公の家族に対する気持ちに、私は涙してしまいました。主人公が何歳なのか、謎なのですが、きっと息子も主人公の気持ちに共感するところもあったのじゃないかと思っています。 (レースさん 40代・ママ 男の子13歳、男の子10歳)
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