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ある日、はたらきアリのアントンとアンティは、迷い込んだ図書館で奇妙なアリのおばあさん、もじもじばあに出会う。もじもじばあは、くたびれた本をみつけて、本を元気にしているというのだが、その方法はとてもユニークで…
いいですねー。児童書なのに、「図書館の閉架」なんて ちょっぴりマニアックな言葉が登場するところ。
普段、図書館利用者が入る事のない空間が舞台となっていて、秘密の部屋を覗いているような楽しさも味わえました。読んでいる間、頭の中でキャラクターたちが生き生きと動き回っていました。動画を見ているような不思議な感覚でした。
最近Kindleで読書する事が増えたけれど、やっぱり
ページをめくる時の紙の匂いや感触っていいなぁと、
再確認させてくれた物語でした。 (かあさんはおこりんぼうのメガネさんさん 50代・その他の方 男の子15歳)
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