身近だけど奥深い植物が生き抜くための驚きの戦略と、地球を守るための重要な役割とは? レースのように繊細な切り絵とイラストで、海に漂う小さな藻類から、空高くのびる樹木にいたるまで、植物の世界を案内します。植物はどのように受粉し、種子をまき散らすのか。樹木に刻まれた年輪は、わたしたちに何を伝えるのか。食虫植物が獲物を捕らえる見事な罠とは…知るほどに奥深い、植物が生き抜くための驚きの戦略に迫ります。 『出産を巡る切り絵・しかけ図鑑』『海洋を冒険する切り絵・しかけ図鑑』『天空を旅する切り絵・しかけ図鑑』に続く、フランス生まれのシリーズ4作目。
「植物が彩る仕掛け図鑑」を読んで、まず感じたのは、そのページをめくるたびに広がる楽しさと驚きです。繊細で美しい切り絵や、精巧に仕掛けられた仕掛けが、まるで宝探しをしているかのようでした。子供へのプレゼントとして購入したのですが、彼らが楽しそうにページをめくる姿を見て、私もとてもうれしく思いました。
この図鑑の魅力は、眺めているだけでも楽しいイラストだけではなく、各テーマに丁寧に解説が施されている点にあるように思います。植物の多様性や生態系の奥深さを知ることができます。
植物に関する本でありながら、こんなにも楽しい仕掛け図鑑はなかなかありませんでしたので、この本に出会えて本当に良かったと思います。プレゼントとしても最適だと感じました。
(ニッコリさん 40代・パパ )
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