ねずみのアナトールは、人間のチーズ工場の味見係として働いているとうさんねずみ。ある日、大きな凧が落ちているのをみつけ、子どもたちを喜ばせようと修理していると、強い風が吹いてきて、一緒にいる家族とともに大空へ…。今回もアナトールの知恵と勇気で家族を救えるでしょうか? エッフェル塔やセーヌ川などパリの美しい風景を空から眺めながら、臨場感あふれるドキドキのお話をお楽しみください。『ねずみのとうさん アナトール』(童話館出版)、「アナトールとねこ」(好学社)のつづきの話。小学校の国語の教科書にも載ったことがあるねずみのアナトール。初邦訳作品です。
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