本書は初学者や医療従事者の方々に医事法学とは何かそれらにおける問題点とは何かなどを理解してもらえるよう、また一般の読者にも医事法学を身近に感じてもらえるよう平易な日本語で執筆されてい、2004年の発刊以来多くの読者に支持されてきた。第3版の出版から9年の歳月が過ぎ、2023年6月23日には「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」が公布、施行され、性的マイノリティの方々の人権をめぐる環境も整備されつつある。今回の第4版ではそれらの最新の動向についても解説している。
第 1 講 最初に知っておくべき法学の基礎 第 2 講 医事法学とは何か 第 3 講 医療法 第 4 講 医療従事者の資格法 第 5 講 「感染症予防法」と予防衛生法規 第 6 講 医療契約――医療従事者と患者の権利関係―― 第 7 講 医療過誤 第 8 講 インフォームド・コンセントと患者の自己決定権 第 9 講 「精神保健福祉法」と保健衛生法規 第 10 講 社会保障制度の現状 第 11 講 社会福祉関係法規 第 12 講 環境衛生法規
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