ドルフィン・エクスプレスは海の特急貨物便。スピードが売り物の商売だ。ある日、テールが配達をたのまれた、小さな包みの送り主は、伝説のヨットレーサー黒ねこサンゴロウだった! そしてその不思議な包みの中身とは・・・? スピード感あふれるストーリー展開で一気に読んでしまう魅力的なお話。路傍の石文学賞、赤い鳥さし絵賞受賞「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)の姉妹編。
サンゴロウシリーズ、小2の時だったか息子に読み聞かせしていました。
ひょんなことから、サンゴロウシリーズの姉妹編があるということを知り、全5巻借りてしまいました。
なんとこの最初の巻ではサンゴロウが登場します。といっても主人公はドルフィン・エクスプレスで働くテールというねこなんですけどね。
サンゴロウシリーズもハードボイルドって思いましたが、このシリーズもそんな雰囲気が漂っています。
アウトロー的な主人公ってかっこいい。テールも何だかサンゴロウに似たところがあるなあって。
サンゴロウと関わるうちに明かされるテールの過去、人となりがよくわかる巻でした。
ああそうでした。この巻を読むことになったきっかけは、息子がお薦めの本を書く宿題があったためでした。結局、感想が書きにくいってことで、お薦めはしなかったので、私が代わりにレビュー書いておきます。
続きが読みたくなったので、2巻目も読もうと思っています。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子11歳)
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