最近よく耳にする“食料自給率”。カロリーベースでは、日本の場合は現在約40%。 この30年間で20ポイントも減少し、ほかの先進欧米諸国と比較すると極めて低いレベルにあります。 「食べ物のいのちをまっとうし、食べ物から与えられた自分のいのちをまっとうする」がこの本のテーマです。 深くて温かい里見さんの文章と、素敵な進藤さんのイラスト。家族全員で楽しみながら「食」について考えてほしいお薦めの一書です。 (日英両表記)
文章はとても簡単な短い文ですが、
内容はとても深く難しいです。
食物連鎖から外れている『ヒト』について問題提起しているようです。
『ボクは、なんにもならない』から
『〜なれない』に変わり、
『そうしてヒトは生かされてきた』
と締めくくられています。
生きとし生けるものの頂点に立っているともいうべきヒトが
勘違いして驕り高ぶってしまうことに対して
警告を発しているのです。
ヒトも何らかの動物に食べられて食物連鎖の中に入るとすると
想像してみたら…ぞっとしますね。
(現況は蚊に血を吸われるくらい?!)
逆に言われてみると不思議ですね。
神様でもあるまいのに。
今の状況に感謝をしたい気持ちになりました。 (うきうきこーんさん 30代・ママ 男の子3歳)
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