最近の中学入試では「国際社会を意識した問題」が急増しています。現在の日本の便利で豊かな生活は、外国との貿易なしでは考えられませんし、日々、新聞やテレビで外国のニュースがどんどん流れてもきます。また、国際的なルールや特定の国と結んだ取り決めが日本の政治・産業に大きな影響を与えていますから、入試でも世界に関する問題が増えるのは当然のことなのです。 「世界」は子どもにとって「身近」とはいえません。「世界」を正確にイメージするには広い視野が必要です。ですから、子どもが世界を学ぶにはまず興味・関心を持つことが大事。本書は「地球と世界(国際社会)」「日本から見た世界(日本と世界とのつながり)」「世界の国ぐに(国別解説)」の3つの視点からやさしい文章の読み物形式で世界を解説します。 「へえー 世界ってこんなふうに分けられているんだ」 「へえー こんなすごい国があるんだ」 「へえー この国と自分たちの生活はこんなに関係があるんだ」 と楽しく読めて、入試に必要な知識や考え方が身についていきます。 保護者もいっしょに読んでいただき、家庭での話題づくりにぜひ活用していただきたい1冊です。中学入試の定番である時事問題の対策にもぴったりで、この本を読んで、ふだんから日本と世界の関係について考える視点を持てば、わかりにくい時事問題でも理解が進みます。 楽しく遊んで世界のイメージがふくらむ「世界のおもな国カード」付き。
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