「月のたまご探検隊」の三郎は海の小人の国へ、まゆみはダマーニナにとらわれて鏡の城に。アラエッサとストンストン、キラップ女史は、それぞれの思いを胸に鏡の城へ。王国の乗っとりをたくらむダガーは、「鏡の森を焼きはらえ!」と命令した。王国の運命をかえる午前零時が刻々と……。愛と冒険の大ロマン感動の完結編。
シリーズとおして読むと本当に泣ける、そして感動する素敵な素晴らしい作品です。子供心に胸の琴線に触れ、お年玉で買い揃えた作品です。小学生のときに私は、琴線とか可及的すみやかとか、いろんな言葉遣いをこの本で覚えました。詩を書くこと、人を愛すること、いろんな思いもこれで知ることができました。
その作品の最終巻です。最後にみんな幸せになるのでやはり子供心に泣けました。
この作品を読んで、自分にもいつか命をかけて良いと思える運命の相手が現れるかしら?自分もそれまでに素敵な人になりたいな、と思えたので、とてもおすすめできます。今は素敵な人と出会って結婚し可愛い子供までできたのですが、人間には希望が必要なもの。子供のうちにグレないようにこれをぜひ読んで欲しいです。娘も小学校に入ったら自分でぜひ読んで欲しいと思います。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子3歳)
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