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魔の森で出会うのは、落人屋敷か、鬼婆か、それとも竜か…。怖くておもしろい話を集めました。
私の頭は、タイトルの『レストラン』に反応するようで、このシリーズを読み始めると、なんだかお腹が空いてきて、本当にレストランへ来たような気分になります。
そして、そのレストランは、和であれ洋であれ、一風変わった創作料理を出してくれそうなイメージが沸いてくるのです。
今回のレストランは、ほぼ和のテイスト。
ドロドロした恐ろしさはありませんが、不思議で奇妙で面白いです。
味に例えると、“うま味”という感じでしょうか…。
味のある挿絵も、かくし味のひとつと言えそうです。
残虐性や眠れなくなるような恐ろしさのない、子どもに安心して与えられる怪談です! (しゅうくりぃむさん 40代・ママ 女の子8歳)
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