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フランクフルトで病気になったハイジは、アルムじいのいるアルプスにもどります。 ふたたび輝かしい日々がはじまり、花々が咲き、風薫る5月、クララの一行がやってきます。(C-6)
後半はずっとアルムの山が舞台で
ヤギの鈴の音や、山の空気や植物など自然の美しさが感じられます。
アルムの山に戻ってからのハイジは、山の空気とおじいさんとの生活で
ぐんぐんと元気を取り戻してゆきます。
フランクフルトでのお医者様が、元気をなくしてやってきますが、
彼もまた、山の空気で元気になります。
このお医者様もハイジのところに最終的に住み着くようになりますが、
このお話のクライマックスは、やはりクララが、自分の足で歩けるようになるところだと思います。
しかたのないペーターの悪さが、逆に良い結果をもたらすことになったわけです。
ハイジと言う女の子が、周囲の人々や生き物に与える、大きな愛がテーマなのかなと思います。 (capellaさん 60代・じいじ・ばあば )
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