子どもにとっての乳幼児期は、人間の基礎をつくるもっとも重要な時期です。児童精神科医の著者が、臨床経験をふまえて乳幼児期の育児の大切さを語る、育児に関わる人の必読書です。
親しい友人から勧められた一冊。
元々育児書を読むのはあまり好きではない私ですが、
この本は「育児書」というよりも、
大人としての、そして親としての心構え的なことが
佐々木先生の優しい目線で描かれています。
最初はあまりの分厚さにちょっと気後れしましたが、
読み始めると分厚さも気にならない。
あっという間に、読み終わってしまいました。
普段、子供とあまり一緒に過ごす時間のない私は、
子供を甘やかしすぎると実母に怒られてばかり。
でも、「甘やかしすぎて悪いことはない。」
「子供は自分で動けない分、大人が聞いてあげないといけない。」
というコトバに、「やっぱりこれでいいんだ!」と
勇気付けられました。
子供といっても一人の人間。
子供の気持ち、権利、主張を大切に、
一緒に仲良くやっていける大人でありたいと思った一冊です。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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