
「もったいない!」をなくすための保存食。 保存食を作るなかでつちかわれた食文化は、昔とかわらず今も生き続けている。 世界の保存食を探検して、世界の食文化を知ろう!食料や地球環境を考えよう!
保存食って何でしょう? 保存食は、素材をムダなく食べきるために、保存してとっておく知恵から生まれたものです。それぞれの知恵は、その土地特有のくらしや文化のなかから生まれています。とうことは、世界の保存食を通して、各地の食文化やくらしぶりが見られるはずです。 また、なぜ食べ物を保存するのかということを考えることは、世界の食料のことや将来の地球環境の問題を考えることにもつながるでしょう。 保存食をつくるなかでつちかわれた食文化は、昔とかわらずいまも生き続けています。さあ、世界の保存食を探検して、世界を知っていきましょう。 (著者のことばより)

果物を使った保存食について紹介しています。
日本でもよく知られたジャム、コンポート、レーズンなどや、日本ではあまり馴染みのないカヤジャムやデーツ。
メープルシロップも果物の保存食のくくりで紹介されているのはびっくりしましたが・・・
日本の果物の保存食は干柿。
砂糖を使わずとも甘みが強くなりますが、そうなるまでにはかなり手をかけているのだなぁと改めて知りました。
長期保存することで、無駄なく、美味しく、長く楽しめるようにする工夫が、先人の知恵で作られてきたところが凄いなぁと思いました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子10歳)
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