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祖父と暮らす草太は学校に通っていない。町の有力者の娘・早代と仲が良かった。 草太は絵が上手く、早代はピアノが弾ける。ある日、学校に忍び込んだことがバレてしまう。 祖父が亡くなった草太の頼りはチビだけだった。
昭和11年、貧しい少年 草太、草太の犬 チビ、実力者の父を持つお嬢様 早代たちのピュアなお話。
草太が本当にいいこだなー。本当は違うのに責任をみんな自分1人で被ったり…。そこまでしなくてもいいのよ、と言いたくなってしまいます。
自分が持っていない何かをほしがるよりも、今あるものの大切さに気付くことが一番の幸せ、という考え方は美しいですね。なかなかそれができないものですが。
いろいろと「フランダースの犬」を思い出すお話でした。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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