松岡達英さん(虫の絵本をたくさん描かれている方)のイラストで、とても丁寧に説明されている、いわゆる子供向けにわかりやすくまとめた「観察研究日誌」みたいな絵本でした。
いや、その観察の細かいこと!根気と手間に、見ているだけで脱帽です。
虫こぶっていうのは、いわゆる植物の葉や茎に昆虫があえて作るこぶのことで、昆虫が食べたり吸ったりした時につく、そのつばなどに植物が刺激を受けて出来るこぶのことで、
この中に、昆虫たちは卵を産んだりするらしいです。
つまり昆虫の赤ちゃんのワンルームマンション的存在?
虫こぶを作る昆虫はハチやハエの仲間が多いようです。
すごく勉強にはなりましたが、ここまで、専門的な研究日誌になってしまうと、たくさんの子ども達の前で読むのは、ちょっと難しいかな(第一全部読んでいたら時間が足りない)。
小学校高学年くらいからなら1人読みでもわかると思うので、興味ある人は探してみてください。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子9歳)
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