|
なまいきで繊細な現代っ子の学校や家庭での日常生活を、気どらずユーモラスに描くイギリスの詩人たち(アールバーグ、ローゼン、マッガウなど6人)の詩集から、元気のでる楽しい72編。
イギリスの詩人アールバーグ、ローゼン、パテン、ミリガン、ライト、マッガウの6人の詩集から72編が載せられています。
日本にも素敵な作家さんが多くいらっしゃいますが、他国の現代詩事情も知りたくて、手に取りました。
こどもたちの本音の世界をこどもたちの日常の言葉でそのままうたった、読みやすく取っつき易い作品ばかりです。
1970年代頃からイギリスのこどもたちに圧倒的な支持を得てきているそうです。
マイケル・ローゼンが口火を切り、何人もの詩人が後に続いたこの「新しい児童詩の波」は、イギリスの学校詩のあり方を変えてしまったとも言われています。
とにかく作品に触れてください。
吹き出してしまうもの、親として眉を寄せてしまうもの、ジーンとさせられるもの、子度向けとはいえ大人の胸にも痛く響いてくるもの様々です。
息子の推薦は、
「なんで学校に行かなきゃならないの(アールバーグ)」
「なすりあい(同)」
「るっせえなあ(ローゼン)」
「学校病(パテン)」
「ご不用家族交換します(同)」
「こどものいいぶん(ミリガン)」
「楽な金もうけ(マッガウ)」
でした。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)
|