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都市生活の哀歓や、故郷への思いを歌った『一握の砂』。26歳で終えた短い生涯の晩年の歌『悲しき玩具』。「一生に二度とはかえってこないいのちの一秒」を愛し、その思いを短歌にこめた啄木の2つの歌集。
この本を読んで、とても感動しました。一握の砂、悲しき玩具を初めて読んだのは中学時代ですが、素晴らしいと思いました。最近、読んでもやはりひじょうにインパクトがありました。一握の砂と悲しき玩具はあらためて人生をつくづく考えさせてくれるからです。私は石川啄木さんにとても関心があります。もし同時代に生きていたら、詩人、歌人であった石川啄木さんにお会いしたかったと心から思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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