
ドリス、ロニー、ローリー、メアリ・マチルダの4人きょうだいのばあやは、毎晩、子ども部屋で楽しいお話をしてくれます。その豊かな空想の世界は、時代をこえ、国境をこえて広がっていきます。

6歳の長男に、少しずつ絵本から童話に・・・と思って探し出したなかの一冊でした。
私は子供の頃、それほど読書家でもなかったので、恥ずかしながらこの本の作者も作品も知らなかったのですが、読んでみて、こんなに心を揺さぶられる本を知らずにいたなんて!とショックでした。
四人兄弟のばあやが毎晩兄弟の靴下の穴をかがりながら1話ずつ話してくれるという設定で(千夜一夜みたいですね)、第1巻のこの本には13章(ばあやについての1章を除くと12話)収められています。
涙が出るような感動する話もあれば、くすっと笑える話もあり、でもどれも、一度読んだら忘れられず、ずっと心の奥に残り続けるようなそんな本です。
小学生くらいの子に是非読んでほしいです。お勧めします。 (さみはさみさん 40代・ママ 男の子6歳、男の子2歳)
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