「のはらうた」の5冊目です。(I)が生まれて20年を記念して生まれました。 20年のあいだにのはらの詩人はどんどんふえて99人になりました。 のはらみんなの代理人、工藤直子さんはあらためて絵地図をたよりに、 のはらむらを、春・夏・秋・冬におたずねしました。 見てください、島田光雄さんという絵描きさん(工藤さんと40年の仲よし)の カラフルな絵地図が4枚も入っています。 それから、「のはらうた」誕生の裏話も絵入りで紹介。 なるほどなるほど、「さんぼんまつタイムス」という絵本のおまけになった、 こねずみしゅんの「どんぐり」が第1号だったんですね。 本もカラフル、絵もカラフル、そして詩もお話もカラフルで、思わず、わっはっはと笑えます。
のはらうたシリーズ、とっても好きです。
この「のはらうた わっはっは」は、それまでのシリーズとちょっぴり趣向が違います。
中にのはらむらのカラー地図が載っていたり(しかも春夏秋冬別!)、
ところどころに、工藤直子さんがのはらむらのみんなの様子を紹介する文章が
カラーのイラスト入りで載っていたり(さすが、のはらみんなの代理人♪)
本の真ん中あたりには「さんぼんまつタイムス」という、のはらむらの新聞が4ページに渡って載っていたり!(編集長はふくろうげんぞうさん。のはらむらのみんながあちこちに登場して楽しいです。)
『のはらうたわっはっは』は、のはらみんなの楽しい歌の他に、
いつもとはちょっと違った楽しみも満載なのです。
さぁ、どうやって読みますか?
いつものように、目次でお気に入りの仲間を探して、
まずはその歌から読もうかな。
それとも初めて見る「のはらむらの地図」をじ〜っくり観察してから
みんなの歌を楽しもうかな。
それともそれとも、まずは新聞から見てみる?お気に入りの仲間、記事に登場してるかしら?
「のはらうたシリーズ、まだどれも読んだことがないの」
という方にもお薦めの1冊です。 (R☆さん 40代・ママ )
|