子どもが本を読むことの大切さは誰もが口にするが、それはなぜなのか、心底から納得できる答えを得るのは案外難しい。このテーマに真正面から取り組み、著者がたどりついた成果を、やわらかい語り口で説く。
「物語が生きる力を育てる」から先に読みました。
今までの息子への本の読み方をもう一度再確認する良い機会を得たような気がします。
息子と本を読むときに、子どもうけする本を選んでいた時期もありました。自分自身も子どもの頃から本を読んできて、本が持つ力、言葉の力というものは日々感じることがあります。
今も息子には読み聞かせをしていますが、時流に流されないしっかりした本を読んでいきたいという思いが強まりました。
自分の子どもには良質な本を選ぶことができますが、その他の子どもたちへはどう本を伝えていけるのかと思うことがあります。
今の私にできることは、学校の学級文庫へできるだけ良質な本を寄贈すること、子どもに本を選ばれる親御さんたちに本の楽しさを伝えていくことかなあと思います。
昔から読み継がれてきた良質な本がなくなることがないように、図書館にも働きかけていけたらいいなあと思いました。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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