ぽこぽこと空いた穴から覗くかたつむりさんが一匹一匹いなくなってしまいますが最後に大集合する、というストーリー。
正直に言うと、それぞれのかたつむりがいなくなる動機もよくわからず、翻訳もややかためな印象です。また、これは原文のときからなのだと思いますが、残ったかたつむりたちを表現するときの形容詞が似たりよったりなときがあるなどなど、読み聞かせる側としてはストーリーや文章は気になる部分がありますが、仕掛けに夢中な子どもは大のお気に入りです。
かたつむりさんを指でじっくり触ったりと途中のページも楽しんでいますが、特に最後のページの飛び出す仕掛けが大好きで飽きずに見ています。
スコップにくっつくかたつむりさんなどはなんども触って確かめようとするので、ちぎられないように毎度見張ってなければなりません。
読んでいない時は本棚の上の方にしまっていますが、読みたい読みたいと指を指して泣かれます。
このお値段でこんなに凝った仕掛けの絵本が購入できるのは素晴らしいと思います。
(みきゃさん 30代・ママ 男の子1歳)
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