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兄さんたちに売られたヨセフは、奴隷としてエジプトに連れてこられます。
旧約聖書の中でも息子の好きなヨセフの物語。
嫉妬にかられた兄さんたちの陰謀でエジプトに売りとばされますが、
その土地で本領を発揮し、
最後は兄たちとも和解し、一族を呼び寄せ、
エジプトに住むようになる物語です。
ヨセフが見た夢を兄達に語ったストーリーがなかったり、
また、エジプトで兄達に再会したときに
サクッと「ヨセフです」と名乗ってしまうあたりが、
ちょっと残念ではありますが、
それでも、神に導かれたヨセフのドラマチックな人生が描かれていて、
とても素敵な一冊です。
巻末の解説には、当時のエジプトの夢解きの習慣や、
「料理人」「給仕人」についての解説もあり、
親子でとても勉強になりました。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子7歳、女の子2歳)
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